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井の頭池の天然池プール

2015年11月3日(火)赤口  11.4℃ ・ 21℃

井の頭恩賜公園と吉祥寺の変遷 3

今日は、東京市営公園プール第一号の、井の頭池の天然池プールをご紹介します。

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1921(大正10)年、井の頭池の東端、桜ブライダルに一番近い瓢箪橋付近かと思われますが、飛び込み台が設置された天然池プールが開設されました。更衣場や児童用の徒歩池も設備されていたそうです。ですが背の高い木に覆われていたために日光があまり当たらず、しかも湧き水なので水温が低く、真夏でも泳げる時間は日中の2~3時間に限られていたそうですが、それでも繁盛。理由は、東京市営公園プールの第一号で珍しかったのかもしれません。

12年後の1933(昭和8)年、天然池プール廃止、同年西側の弁天堂の近くに25mのコンクリート製の水泳プールが開設されました。この頃から25mプールに決まっていたようです。半端な25m、往復50mで競技用距離とされていたのでしょうか。プールを造る時に掘り出された土は、現在の井の頭自然文化園の分園の湿地の埋め立てに使われたそうです。この現代的なプール、汲み上げた地下水が使われていたため水温が低く、50年後の1983(昭和58)年に廃止、2年後に 撤去されたそうです。

縄文時代の住居が確認されたように、湧き水が豊富な井の頭池周辺に人々が集まる謎が解けてきました。昭和8年に、コンクリート製のプールがこの池にあったとは驚きです。

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明日は、鉄道開通のお話です。お楽しみに。

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